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2017年 秋号 特別連載コラム 第7回
消費税軽減税率制度の対応に軽減税率対策補助金を活用 レジやシステムの導入・改修に着手
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消費税の増税で増加傾向にある税務調査での消費税に関する確認
日頃の業務で証拠の確保を確実に
一年のうちで税務調査が圧倒的に多く行われるのが秋(9~11月)で、次いで秋よりもだいぶ件数は減りますが春(4~6月)になります。税務調査が秋に多い理由は、税務署の人事異動が7月に行われるからです。よって人事異動後の秋に調査が行われるのです。そして年末から3月までの確定申告期間は繁忙期のため休止され、その後、春の調査が行われます。今後、消費税増税によって、税務署は脱税行為や申告漏れに対してより一層目を光らせていくことになります。
  • 税務調査の種類とその内容について確認しましょう。
  • 消費税に関する税務調査の趣旨を理解し、すべての企業が対象であることを認識しましょう。
  • 税務調査が行われた時に何が必要なのかを確認し、書類や証拠などを見直しましょう。
税務調査で多い「任意調査」消費税について何を見に来るのか

税務調査で多い「任意調査」消費税について何を見に来るのか

 税務調査は、「強制調査」と「任意調査」の2種類に分けられます。強制調査とは、伊丹十三監督の映画『マルサの女』でも有名になった国税局査察部、通称「マルサ」が脱税などの犯罪を調査し告発することを目的に、令状にもとづいて強制的な立ち入り検査と資料などの差押えをします。一方、任意調査とは、「質問検査」というスタイルで、税務職員が納税者に質問をし、帳簿書類の提示を求めて検査します。あくまで任意の調査であるため、強制的に事務所に立ち入ってきたり、否応なしに帳簿の差押えをしたりすることはありません。ただし、正当な理由がないのに調査に応じなかったり、虚言をしたりした場合には、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます。